ダンゴムシ

ダンゴムシは体長13mm、胸部に8対、腹部に5対の脚を持っている。
胸部の足で歩行する。甲殻類でエビ・カニのなかま。
腹部の5対のうち2対の白い足は、空気呼吸に役立っている。
昼間は石の下などに隠れ夜に活動する。
エサは朽ち木、枯れ葉、植物の根や虫の死骸。
一度に50-200個の卵を産み腹に抱えて孵ってから産み出す。
1年で成虫になり、3-5年生きる。冬は土の中に潜って冬眠する。
 
発生期間:1年中


ナメクジ

ナメクジはカタツムリとは近縁で、体長約70mm。茶褐色で、体の前端
に近い背中に長楕円形の肉枝があるのが特徴。1対の大触角と小触角
をもち、大触角の先端には眼がある。口器には「おろし金」のような
多数の歯をもつ舌があって、野菜や草を削り取るように食べる。
住宅の庭や畑など至るところにみられ、植物の葉、きのこ、地衣も好ん
で食べる。早春に粟粒大で透明の卵を産む。
梅雨期に急速に成長し、秋には成体になる。1世代1年で終わると考え
られている。
雨の多い春と秋に個体数は多い。夜行性。

発生期間:3〜11月