カバキコマチグモ

体長はメス12mm、オス8mmで、橙色ないし黄褐色、牙の基部には
毒線をもつ。北海道から沖縄まで各地に分布する。草むらに多く住んで
いて、人家の庭や山道にもいる。3月から8月にかけて現れ日本では、
このクモの咬む病例が最も多い。かまれると激しい痛みが持続し炎症を
生ずる。かまれた場合は医師の診療を受ける。
 
【駆除方法】
1.クモの巣ダスターで巣およびクモを除去します。
2.軒下や窓枠など除去した部分に1uあたり50mlのクモコロパーをスプレイヤーで噴霧します。
  クモコロパーは、網戸にも噴霧できます。拭き取らずにそのまま乾燥させます。
3.ガラス部分は、水拭き、乾燥した後、1uあたり20mlのユーコーサンTを噴霧します。
  拭き取らずにそのまま乾燥させます。


【資器材】
1.クモの巣ダスター
2.クリーンパット
3.背負い式スプレイヤー


【薬剤・消耗品】
1.クモコロパー
2.ユーコーサンT

発生期間:3月〜10月





セアカゴケグモ

【特徴】

メス: 体長10mm。脚を広げると30mm
    黒色で腹部背面に目立つマーク。
    (オレンジ色の砂時計の形状)

オス: 体長3-5mm
    頭胸部や脚は褐色、腹部背面は灰白色
    黒紋が2列に並ぶ。

卵嚢: 直径10mmくらい。乳白色。



生息場所:
    地面から30cmまでの高さにクモの巣を張っている。
    巣は、葉が空中にぶら下がったように見える。
    日中日当たりがよいの南側に比較的生息する。
    (例)グリーチング内、歩道と車道の境界柵の下の空間。